マシニングセンタでねじ切り加工する際のポイントと事例紹介

マシニングセンタでねじ切り加工するために大切な2つのポイント

ねじ切り加工といえば、通常はダイスやタップを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、マシニングセンタを用いることで雄ネジのねじ切り加工をすることも可能です。
タップやダイスを用いると、どうしても工具を取り換える手間が生じてしまいます。
一方、マシニングセンタによってねじ切り加工を行うことで、工具交換の手間を省くことができ、高効率な加工をすることができます。
ただし、マシニングセンタでねじ切り加工を行う際は、大きく2つのポイントに注意しなければいけません。
1.らせん加工となる加工プログラム
2.加工中に摩耗しない工具選定

以下では、この2つのポイントについて解説し、当サイトで実際に製作したねじ切り加工事例の紹介をいたします。

1.らせん加工となる加工プログラム

マシニングセンタによるねじ切り加工で最も難易度が高いのが、ねじ切り加工を可能とする加工プログラムです。
マシニングセンタにワーク回転軸がある場合は、4軸加工を行います。また、マシニングセンタが3軸の場合は、ロータリーテーブルを使用することで4軸加工を行います。
テーブルを回転させながらエンドミルによってねじ切り加工をすることで、雄ネジ加工をすることができます。
ねじ切り加工を行った製品は、相手側の雌ネジと組み合わせて使用されるため、クリアランスを考慮した、高精度な加工が必要とされます。

2.加工中に摩耗しない工具選定

マシニングセンタによるねじ切り加工において注意すべき2つ目のポイントは、加工中に摩耗しない工具を選定することです。
ねじ切り加工中に激しい工具摩耗が発生してしまうと、加工初期段階と加工終了時では、切込み量が異なってしまい、ネジのテーパー量が変化してしまいます。
しかし、ねじ切り加工は高精度な加工が求めれるため、工具交換を行うのも困難です。そのため、摩耗が少ない1つの工具でねじ切り加工を行わなければなりません。
ねじ切り加工で主に使用されるのは、高硬度で摩耗が少ない、粒子が非常に細かい超硬工具です。
また、工具に多層コーティングを施すことで、さらに耐摩耗性を増すことができます。

加工事例:ネジ駒

続いて、実際に当社が5軸マシニングセンタを使用して製作した加工実績です。
こちらは、マシニングセンタによって加工した、SKD11製のネジ駒です。
SKD11のため高硬度な超硬工具を使用してネジ部の加工を行いました。

加工実績の詳細はこちら

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