治具部品の精密加工についてご紹介します!

「治具部品の精密加工が必要だが、どこの企業に頼めばいいか分からない・・・」

「治具部品の精密加工が可能でかつ材質からオーダーメイドで製作してくれる企業はないか?・・・」といったような

治具部品の精密加工にまつわる課題を解決することができます。

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所が、製造業におけるものづくりでは欠かすことができない「治具・治具部品」に関して詳しくご紹介します。

治具とは?

治具とは、部品を加工したり組み立てたりするときにその作業工程を補助し、位置について指示したり誘導したりする器具です。治具を使うことで仕上がりの寸法が統一され、作業の効率を大幅に上げることができるため、製造業におけるものづくりでは、非常に重要な役割を果たします。特に機械加工・溶接を行う際に用いることが多い傾向があります。

治具は、当初は固定する目的のためだけに使用されていた器具でしたが、技術が進歩していくにつれて、様々な治具が開発されており、その種類も多岐にわたります。現在ではものづくりの現場で欠かすことができない機器となっています。

 

 

治具の種類について

まずは治具の種類として「検査治具」「基板検査治具」「測定治具」「溶接治具」に関して解説をしていきます。

検査治具

検査治具は、ものづくりの生産現場では必ず使用され、最も一般的な治具です。検査が難しい形状の製品なども簡単に品質チェックすることができます。検査治具があることによって、工数やコストの削減にもつがなり、加工品の品質向上に貢献します。

基板検査治具

基板検査治具は、基板を用いて機械などを組み立てていく際に、その基板のつなぎ合わせがきちんとされているのか、部品に不備が無いかということを確認するために用いられる治具です。主に電子機器の品質を検査する際に用いられ、基板の大きさによって使う治具をそれぞれ選択します。

測定治具

測定治具は製品の寸法・質量・電流値などを測定する際に用いります。例えば部品の公差判定をするときなどに多く使われ、人的工数の削減に寄与します。

溶接治具

溶接治具は、溶接作業を行う際に加工物を固定したり位置を決めたりするために使います。溶接治具によって作業の簡易化や効率化に寄与します。

 

 

治具の材質について

次に、治具の材質についてご紹介していきます。治具の製作に当たって材質の選定基準となるのは、使用用途です。それぞれの使用用途に合わせた材質に関して解説をしていきます。

材料鋼・ステンレス系の材質

一般的なステンレス材質としてはSUS304が挙げられます。SUS304は、錆びにくく強度が高いため過酷な環境にある場合などは積極的に使用されます。比較的安く、ある程度の強度が欲しいという場合には、SS400が使用されます。

アルミニウムなどの非鉄金属系の材質

アルミニウムは比較的安価・軽量という特徴があり、容易に加工することができます。そのため、軽さを活かした治具を作りたい場合、試験的に治具を作りたい場合などに使用されることがあります。

シリコンなどの樹脂の素材

樹脂系の素材には、アルミニウムと同じように軽量で加工しやすいという特徴があります。加工品が繊細で傷をつけるなどができない場合に使用されます。

 

このように、治具には様々な種類・材質があります。製品の品質担保や作業内容の効率化をするには必要不可欠です。また、治具製作にあたっては目的を明確にすることが重要となります。

 

 

治具における精密部品加工の必要性とは?

治具を製作する上で、精密部品加工とは欠かせないものです。その理由としては、精密な治具を使用しなければ、加工品に歪みが生じたり、ある一部分への加圧が発生し寿命が短くなってしまう恐れがあるからです。また、これにより多くの費用が発生してしまうといった問題も考えられます。

精密な治具を製作するためには、高精度の治具部品を使用する必要があるため、治具の精密部品加工は必要不可欠になります。

 

 

加工事例:ピンゲージ①

こちらは、円筒研削加工によって製作されたSTAVAX製のピンゲージです。

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加工事例:リングゲージ

リングゲージ

こちらは、ジグ研削加工によって製作されたSTAVAX製のリングゲージです。

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加工事例:ピンゲージ④

こちらは、円筒研削加工によって製作されたSTAVAX製のピンゲージです。

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治具部品の精密加工なら、精密部品加工センターにお任せください!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を
多くの業界に向けて行っております。

ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、
あらゆる精密部品加工に対応しております。

今回紹介させていただいた、「治具」に関しても上記の工作機械を駆使し精密加工で対応させていただきます。
ご説明した通り、治具には様々な種類が存在しますが、検査治具・基板検査治具では特に高い精度が求められます。

また対応可能な材質は鉄鋼・ステンレス鋼・非鉄金属・樹脂と幅広くなっております。

当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。
これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。

「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」
「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。
精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

 

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