私たちが普段生活をする中でもアルミニウムは多く使用されています。アルミには様々な優れた特徴があり、今日は益々注目されている素材です。例えば自動車業界においては、低燃費・CO2排出量の削減等の環境問題への配慮が大きな関心ごととしてあります。近年はアルミを車体部品として使用することで軽量化を図り改善を目指していく取り組みも行われています。
今回の記事では、精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所が、アルミニウムの特徴について、またどのような場面で精密部品加工が必要とされるのかについても併せてご紹介します。
アルミニウム部品のメリット・デメリット
アルミニウムは、業界を問わず幅広く活躍をしています。ここではなぜアルミが幅広く活躍することができるのか?その特徴をメリット・デメリットに分けて解説をしていきます。
ー メリット -
軽い
アルミニウムのは、鉄や銅と比べて約1/3の重量です。そのため、素材の変更などによる軽量化をしたいという要望に対して最適な素材です。
加工性に優れている
アルミは塑性加工がしやすく様々な形に成形することができます。また、薄く延ばすことも容易であるなど加工の幅が広いという特徴があります。
熱伝導性に優れている
アルミの熱伝導率は、鉄のおよそ3倍です。空調系の機械には多く使用されています。
ー デメリット -
強度が低い
アルミは強度が低く、高い耐久性が必要な場合には向きません。
アルミの精密部品加工が必要な理由
前章でも記載した通り、アルミ部品はいくつもの優れた特徴を持っており、幅広い業界で使用されております。そんな中でもアルミの精密部品加工が必要になるのは、「光学機器業界」「半導体業界」「電子機器業界」「医療機器」など精密機械を扱う業界です。精密機械の中の部品精度が低い場合、故障が発生することは容易に想像ができます。
これらの業界で使用されるアルミの精密部品加工はミクロンレベルの精度と複合加工技術によって成り立っています。
当社のアルミ加工事例:ヒートシンク
こちらは、アルミニウム製のヒートシンクです。旋盤加工とミーリング加工によって加工をいたしました。
当社のアルミ加工事例:小型ギヤ
こちらは、アルミニウム製の小型ギヤです。旋盤加工によって製作致しました。
アルミ部品の精密加工なら、精密部品加工センターにお任せ下さい!
精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を多くの業界に向けて行っております。
ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、あらゆる精密部品加工に対応しております。
今回紹介させていただいた、「アルミ部品」に関しても上記の工作機械を駆使し精密加工で対応させていただきます。
当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。
「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。