複雑形状での複合加工のポイントとは?

製品部丸駒③

複合加工とは

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所における複合加工とは、1つのワークに対して、多工程の加工を施す加工方法のことを表しております。ところが、一般的には旋盤加工にミーリング加工を施す加工方法を表す場合が多いです。当社では、様々な設備を保有しているため、放電加工、マシニング加工、研削加工、旋盤加工などの加工や、研磨、表面処理などを含めた複合加工を実現することができます。
多工程の加工を必要とする加工品であれば、複数の企業を経由して完成に至る場合が多く、この場合であれば工程間に時間や輸送コストがかかってしまいます。複合加工で製品を製作することで工程間の時間や輸送コストを削減することができ、お客様に対して多大なメリットをご提供することができます。

 

複雑形状の部品加工におけるポイント

複雑形状の部品を加工する場合は、加工工程が3工程以上にまたがったり、1つのワークに対して20~30時間以上かかることもあります。加工工程が複数にまたがる部品を製作する上で注意するポイントとして下記の3点が挙げられます。

①加工面段差・取付誤差

複雑形状の部品加工をする際は加工工程が複数にわたる場合が多いため、加工面段差・取付誤差に注意をして加工をする必要があります。例えば、マシニング加工を行った後に放電加工をする場合、マシニングの面に放電を合わせる必要があります。

②仕上がり面の面品質

機械部品の仕上がり面の面品質はその機能と密接に関係しており、また複合加工によって製作される複雑形状部品は、最終商品となるため注意して加工する必要があります。仕上がり面の面品質を管理することで、結果として品質が安定し原価の低減が実現可能です。仕上がり面の面品質を管理して、安定的に加工するためには工作機械・工具・切削条件・加工物の取付方法などにおいて基準を作っておくと良いでしょう。
ただし、必要以上の仕上がり面の面品質にすれば、加工費がかさんでしまう為適当な品質にする必要があります。

③管理面

一般的には、複数の加工工程を必要とする複雑形状の部品加工をする場合は、複数の企業に依頼する場合が多いのですが、そうすると各工場間の輸送にかかる時間が多くなり納品に時間がかかってしまうといったことが発生します。そのため、それぞれの加工工程間で、なるべく遊びを少なくすることでリードタイムを短縮することが重要です。
当社は、様々な加工設備を保有しているため複数工程にわたる加工を一貫して対応することが可能です。複雑形状の部品加工の依頼を検討している方がおられましたら、依頼先企業の保有設備を事前に確認して、一貫対応が可能か事前に調べておくことをお奨めします。

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複雑形状の部品の場合は、複合加工がよい?

複雑形状の部品製作の場合には、複合加工をおすすめします。なぜなら複合加工のメリットである、それぞれの加工方法でのデメリットとなる部分を他の加工方法で補うことができるという点によって加工精度を高められるからです。

当社ではマシニングセンタで加工できないものに関しては、放電加工やワイヤーカット加工で柔軟に対応しております。さらに、真円度、円筒度を求める際には、旋盤、円筒研削、NC治具研を効果的に使用する場合がございます。

また当社では、多様なお客様のご要望にお応えできるよう豊富な加工設備を整えております。対応可能な複合加工の加工方法としては、放電加工をはじめ、マシニング加工、研削加工、旋盤加工等が挙げられます。

 

 

当社における複合加工のメリットとは

当社にて、複合加工をする上でのメリットとしては、リードタイムの短縮や工程間の輸送コスト削減などが挙げられます。

①リードタイムの短縮

複数の加工工程を当社で一貫対応できる設備を保有しておりますので、製品リードタイムの短縮を実現することが可能となります。さらに各工程ごとに精度確認・寸法測定を実施しているために、他社と比較しても測定回数が圧倒的に多くなり、誤差の少ない安心した精度を実現しております。

②輸送コストの削減

一般的には、多工程で製品を製作する場合には工程間の輸送コストが発生してしまいます。しかし、当社は様々な設備を保有しており複合加工を丸ごとお受けすることができるため、輸送コストを削減することができ、コストメリットをご提供することができます。

 

複合加工の加工事例のご紹介

加工事例:光学部品向けの金型駒
製品部丸駒③

こちらは、STAVAX製の光学部品向けの金型駒です。サイズはφ60×80です。加工方法としては、旋盤材料取り後にまずサブゼロ処理有りの焼入れ処理を行います。
その後、旋盤加工で外径部を、マシニング加工で上面部を、ワイヤーカット加工で各穴部を、最後に放電加工で深溝と角部をそれぞれ加工するという4工程の複合加工によって製作されています。
今回のお客様はテーパー部分が勘合となる部分だが、不具合が無い状態で金型に組み込みたいとのことで企業を探していたところ、精密部品加工センター.comにお問合せを頂きました。
特に外径部のテーパー部における・・・

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加工事例:製品部丸駒⑤
製品部丸駒⑤

こちらは、製品部丸駒の製品事例でございます。材質はステンレス鋼・STAVAXであり、Φ100×30のサイズにて製作しております。

加工工程では、旋盤加工・マシニングセンタ・ワイヤーカット・放電加工のように複数の加工を施す複合加工によって製作されております。金型製品部分の入れ子として使用されます。

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加工事例:製品部スライド駒①
製品部スライド駒①

こちらは、製品部スライド駒の製品事例でございます。材質はステンレス鋼・STAVAXであり、60×30×70のサイズにて製作しております。

加工工程では、マシニングセンタ・ワイヤーカット・放電加工のように複数の加工を施す複合加工によって製作されております。金型製品部分のスライドコアとして使用されます。

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加工事例:精密機械用製品駒

こちらは、ステンレス製の製品駒です。サイズは先端部が2φ、高さが90で、旋盤加工並びにマシニング加工によって製作致しました。こちらの製品駒の用途は、精密機械部品として使用されています。

今回のお客様のご依頼は、先端部の形状が旋盤加工だけでは難しいため、特注用の製品駒を製作する企業を探していたところ、精密部品加工センター.comにお問い合わせをいただきました。
このような製品駒を製作する際には、加工によるビビリが発生する場合がございますので、今回の加工におきましては、小径工具を併用して製作を致しました。さらに・・・

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複合加工のことなら、精密部品加工センターにお任せ!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を多くの業界に向けて行っております。ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、あらゆる精密部品加工に対応しております。 また、ホログラム光学素子用金型などの超精密金型の設計・製作実績も多数ございます。 さらに当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。 「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

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