プレス金型の複合加工におけるポイントとは?

プレス金型とは?

プレス加工においてプレス機による製品へ圧力をかけることにより成形する加工方法で、対となるプレス金型を用意することが重要となります。当社では自動車のトランスミッションのオイルパン製作における金型部品の製作実績がございます。オイルパンは自動車のエンジンオイルを溜めておく部品であり、そこからポンプでオイルを吸い上げて各部品に潤滑に行き届く仕組みとなっています。そのためにオイルパン製作における金型部ではシール面とオイルの流路面との合わせが重要となります。シール面では平面度、流路面では内径の真円度とそれぞれ重要となるポイントが異なります。さらに金型に使用する材質も様々であるために、加工に最適な設備を使用しており次項以降にてそちらをまとめております。当社の加工実績としては、対応可能な加工範囲は□300まで対応可能で寸法公差精度±0.01を実現することが可能です。

 

複合加工とは

当社では複合加工とは、1つのワークに対して、多工程の加工を施す加工方法のことを表しております。当社にて、複合加工をする上でのメリットとしては、リードタイムの短縮や工程間の輸送コスト削減などが挙げられます。

精密部品加工センター.comでは、放電加工やマシニング加工、研削加工、旋盤加工等の様々な加工方法を組み合わせることで、他社ではできない複雑形状の精密部品加工を行うことができます。

>>複合加工とは?メリットや当社で対応可能な加工方法について

 

プレス金型を複合加工する際に必要になる加工工程と使用する設備について

プレス金型を複合加工する際には、マシニングセンタで外周とオイルが流れる流路部の加工を行った後に次工程の放電加工のために旋盤で流路内に穴を開け、放電加工機で深穴加工を行っております。下記にそれぞれの加工工程の説明と当社が使用している設備についてご紹介いたします。

・マシニング加工

まず初めにマシニングセンタを用いて金型の外周形状とオイルが流れる流路部を加工します。オイルパンは仕上がり形状が角形であるためにフライス盤やマシニングセンタのような刃具を自由に動かして任意の形状に加工することが重要となります。オイルパンの外周加工では離形性の観点から立壁面の面品質に注意が必要です。

マシニングセンタ V33i・V33 牧野フライス製作所 9台
マシニングセンタ YBM640V・YBM850V 安田工業 4台

・旋盤加工

次工程で放電加工をするために流路内に穴を作る電極加工を行いました。放電加工のための中ぐり穴を製作する上では、加工の状況を確認することができないことや切り屑が溜まりやすく加工面がきれいに仕上がりにくいという点が挙げられます。当社では旋盤で内径加工をする際には事前にシュミレーションを行い、適切な加工を実現しています。

NC旋盤 LN-32N テクノワシノ 2台
NC旋盤 GT-250B 永進機械 1台

・放電加工

放電加工ではマシニング加工が出来ない深い部分に対して加工を行っています。特に流路部に凹凸があることや要求通りの真円度ではない場合には流体の流れる量にバラつきが出てくる恐れがあるために、放電加工にて高品質に加工をすることが重要となっています。

型彫り放電加工機 MA2000 三菱電機 1台
ワイヤー放電加工機  UPV3、U-32K、EU-64、EQH5、EQ5、EE6 牧野フライス製作所 7台

>>当社の加工設備はこちらから

 

当社がプレス金型を複合加工するメリットについて

当社がプレス金型を複合加工するメリットとしては、多くの加工設備による最適な高品質加工とシール面の合わせ部分の高い平面度を実現をすることが出来る点です。

①多くの加工設備による最適な高品質加工

当社はマシニング加工、細穴放電加工、旋盤加工に渡る複数工程を自社内で一貫対応が可能である加工設備を保有しています。それぞれの工程にハイレベルな技術力をもつスタッフと機械設備を整え、外注による品質や納期のバラつきを無くすとともに、当社にて複合加工を丸ごとお受けすることができるため、運送費用を抑えてコストメリットをご提供することができます。オイルパンの金型においては流路部を作るために、複数の加工設備を使う必要があるので当社のような専門的な機械のみではなくあらゆる角度から加工アプローチが出来るような点がメリットの一つとなります。

②シール面の合わせ部分の高い平面度

オイルパンの金型では合わせの部分で平面・平行度をしっかりと作る必要があるために、通常の加工では平面研削加工を必要とします。ただ、平面研削加工を用いることでコストと納期の弊害が生まれてしまうので、切削加工のみで要求の平面度を出すことがポイントとなります。当社ではマシニングセンタの加工条件および治具を工夫してこれらを実現しています。

 

複合加工の加工事例のご紹介

加工事例:光学部品向け リフレクター形状 金型駒
リフレクター形状 部品①-1

こちらは、マシニングセンタによって加工されたSTAVAX製のリフレクター形状の製品駒です。サイズは40×60×7で、パターン面全域で均一な表面状態が求められます。今回のお客様は、長時間の加工のため、加工開始部と加工終了部の仕上がり状態が異なることにお困りのところ、

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加工事例:精密機器向け金型部品
金型部品⑤

こちらはDH2F製の精密機器向けの金型駒です。サイズは120×150×15で、ワイヤーカットにより製作を致しました。ワークが歪みやすく、金型組み込み問題が起きない部品精度を保証してくれる企業を探していたところ、

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複合加工のことなら、精密部品加工センターにお任せ!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を多くの業界に向けて行っております。ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、あらゆる精密部品加工に対応しております。 また、ホログラム光学素子用金型などの超精密金型の設計・製作実績も多数ございます。 さらに当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。 「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

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