金型部品と一般部品の違いとは?

金型部品はほとんどが一品もの

金型部品は、一般的な機械部品と違い一品ものであることが多いです。
これは、金型そのものが製品の品質・性能に直結するという性質によります。

ここでは、そんな金型部品の製造における一般の金属部品との違いを解説していきます。

製図

部品の製造あたって欠かせない作業として製図があります。一般部品における製図は、人の手による手作業で行われることもあります。
しかし先述の通り金型部品の製造には非常に高い精度が求められます。そのため設計過程においても精巧性が求められます。

そんな金型部品の製図にはCAD(Computer Aided Design)というシステムが用いられます。CADとはコンピュータを利用して製品の製図を行うためのシステムです。CADには平面に製図することで製品の形状を表す2次元CADと、コンピュータ上に3次元モデルを作ることで形状を表す3次元CADに分類されます。

この2種類のCADは用途によって使い分けられます。2次元CADではリアルに近い感覚でより高い精度での製図を行うことができます。対して3次元CADでは2次元では表現することが難しい複雑な図面も視覚的に表現することができるため、設計者の意図をより正確に後工程に伝達することが可能になります。

またCADシステムは、作成したデータを機械にプログラムとして転送するCAM(Computer Aided Manufacturing)システムと併用されます。

加工

たった一つで数多くの部品の品質に影響を及ぼす金型には不良品があってはなりません。そのため加工法も工程や製品に合わせて選択されます。

金型の製造で最も活用されることが多いのが、金型の素材を少しずつ削っていき形状を整える切削加工と呼ばれる加工法です。

次に活用される加工法として、回転する砥石に素材を当て、設計通りの形状に近づけていく研削加工という加工法もあります。研削加工は精度が非常に高く、ミクロン単位での微調整を行うことが出来ます。

その他には、加工素材に電極を近づけ、アーク放電によって被加工物表面の一部を除去する放電加工という方法が用いられることもあります。

コスト

金型部品は、同サイズの一般部品と比較して非常に高価であり、中には一つ数十万円という価格のものまであります。
原因としては上記のような複雑な過程を経て製造されることに加え、需要が極めて限られているため大量生産による値下げができないことが挙げられます。

まとめ

一度金型部品に問題が発生してしまうと、そこから生産される数多くの成形品品質に影響を及ぼします。そのため金型部品にはミクロン単位での精度と量産成形に耐えることのできる高い耐久性が求められるのです。

コストダウン提案もお任せください!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を行っています。
さらに当社では、産学連携のもと数十本の論文製作にも関与をしており、大学や研究機関と協力して開発した加工技術によるコストダウン提案も可能です。
超精密金型の設計・製作にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

お問い合わせはこちら

Copyright© 精密部品加工センター.com , 2020 All Rights Reserved.