金型と治具の違いとは?

リークテスト用治具②

金型と治具は製品を製造するための部品という点では同じですが、使用の目的や使い方には明確に違いがあります。

金型は、製品を目的の形状に成形するための型であり、製品の形を決めるものであり、
治具は、ワークを固定したり、位置決めするための補助的な役割を持つ部品です。

具体的に金型と治具、それぞれどのような部品なのかについて解説します。

金型とは?

金型は、主に金属で作られた、製品を目的の形状に成形するための型です。成形方法は様々あります。
プレス機械に取り付けて、ワークに金型を押し付けることで目的の形状を得たり、射出成形やダイカストなどでは、材料を金型内に流しこむことで、成形を行います。

つまり、金型は製品の形状を決める重要な役割を持った部品であると言えます。

 

>>金型部品と一般部品の違いとは?

>>金型部品に精密加工が必要な理由とは?

 

 

治具とは?

治具とは、加工をする際にワークを固定したり、位置決めするための補助的な役割を持つ部品です。例えば、機械にワークをセットする際、ワークの形状的に、不安定になってしまう場合には、そのまま加工を行うと、品質や形状にばらつきが出てしまう可能性が高くなります。そこで、治具を用いて、ワークを安定させた状態で加工をできるようにすることで、品質が安定し、作業性がアップするのです。

金型は、製品の形状を決める部品ですが、治具は、品質や作業性を左右する部品であると言えます。

 

>>治具とは?使用する目的と必要性について解説

>>複合加工とは?メリットや当社で対応可能な加工方法について

 

 

治具を使用するメリット

治具は、ワークを固定したり、位置決めを行い、安定した状態で加工を行えるようにする補助的な部品です。この治具を使用して加工を行うことで、下記のようなメリットを得ることができます。

 

  • 加工時間の短縮
  • 加工精度の向上
  • 品質の安定

 

加工時間の短縮

治具を使用して位置決めを行うことで、ポンチやケガキなどの前処理が必要なくなります。治具を使用しない場合では、必要だった前処理の工程が、治具を使用することで、必要なくなるので、その分だけ加工の効率がアップすることになります。

また、段取り替えの手間も省かれることで、治具を使用することは加工時間の短縮に繋がります。

 

加工精度の向上

治具を使って、ワークの位置決め、固定をすることで、狙った加工を行いやすくなるため、加工精度の向上に寄与します。

 

品質の安定

治具によって、ワークの位置決めを行うことで、いつでも同じ決められた位置で加工を行うことができるため、加工の精度が一定となります。
また、作業者によるばらつきも防げるため、治具の使用は、品質の安定に繋がります。

 

 

治具製作のポイント

治具には、製品の加工精度を向上し、品質を安定化させるメリットがあります。そのため、治具に求められる精度も高いものになります。

加工品の精度は、加工に用いられる部品より精度が高くなることはないため、治具には、加工品よりも高い精度が求められるということです。治具を設計する際には、そのような点も考慮する必要があります。

また、製作を依頼する際は、高精度な加工に対応できる業者に依頼し、精度、品質共に高い治具を製作することが、最終的な製品の品質を高めるためには重要なポイントとなります。

 

 

治具の精密加工事例をご紹介

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所は、金属、樹脂材料問わず、高精度な治具の切削実績ございます。その一部をご紹介いたします。

 

加工事例:情報通信業界用 検査治具部品(メインプレート)【寸法精度0.01mm】
メインプレート(検査治具部品)

こちらは情報通信業界向けの検査治具部品(メインプレート)の加工実績でございます。材質としてはSUS304を使用しており、150×150×6のサイズにて製作しております。また、ミーリング加工、ワイヤーカット加工、研削加工の複合加工によって製作しております。加工精度は・・・

>>事例の詳細はこちらから

 

加工事例:情報通信業界用 検査治具部品(カバー)【寸法精度±0.01mm】
カバー(検査治具部品)②

こちらは情報通信業界用の検査治具部品(カバー)の加工実績でございます。材質はSUS304を使用しており、20×8×7のサイズに製作しております。加工方法としては・・・

>>事例の詳細はこちらから

 

加工事例:無酸素銅プレート治具
無酸素銅プレート②

こちらは無酸素銅プレートで製作した治具の加工実績です。無電解ニッケルと金メッキによる表面処理を行っており、研削加工とマシニング加工を用いて製作しております。サイズは40×40×7で、精度は・・・

>>事例の詳細はこちらから

 

加工事例:アダプタ治具
アダプタ治具

こちらはアダプタ治具の加工実績です。材料はPOMを使用しております。サイズは70×90×10であり、ミーリング加工を用いて製作しております。精度は・・・

>>事例の詳細はこちらから

 

加工事例:リークテスト用治具
リークテスト用治具②

こちらは、リークテスト用治具部品の加工事例です。材質はA5052、サイズは60×60×30で製作をしております。当製品を製作するに当たり、寸法精度の高い箇所があるため、製作できる会社が限られていましたが、高精度部品の製作実績が多数ある当社にお声がけいただきました。加工の際は、ワーク表面を傷つけないようにするため、段取り方法を工夫し、要求された精度と形状を実現しております。

>>事例の詳細はこちらから

 

 

治具の精密加工なら、精密部品加工センターにお任せ!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を多くの業界に向けて行っております。

ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、あらゆる精密部品加工に対応しております。

今回紹介させていただいた、「金型部品」に関しても上記の工作機械を駆使し精密加工で対応させていただきます。

当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。

「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

 

>>加工実績一覧はこちら

>>当社自慢の設備情報はこちら

お問い合わせはこちら

Copyright© 精密部品加工センター.com|精密加⼯から特注治⼯具製作までフルサポート , 2022 All Rights Reserved.