治具にはどのような素材が使用されるのか?

治具に使用される素材を徹底解説

位置決めブロック

製造業において、様々な場面で用いられる治具ですが、製作される際にはどのような素材が用いられるのでしょうか?

ここでは治具に使用される素材について解説します。

そもそも治具とは?

治具は部品の加工・組立・検査をする際に、部品を固定し工具や作業位置を指示・案内し、加工・組立・検査にずれが生じないように使用する器具です。治具を使用するメリットとしては、下記の4つが挙げられます。

①作業時間の短縮

②作業精度の向上

③作業品質の均一化

④作業難易度の低減

>>治具とは?使用する目的と必要性について解説

いわば、治具は加工を安定させるためのものであり、不安定なものを安定して加工するために用いられます。安定して加工を行うためにも、治具を設計する際には、誰にでも使いやすく設計する必要があります。

>>治具設計における3つのポイントを解説

 

治具にはどのような素材が用いられるのか?

治具の用途にもよりますが、当社で治具を製作する際に用いられる素材は下記の 点となっています。

SUS420J2

1つ目はSUS420J2です。SUS420J2は耐食性と強度に優れているため、ピンゲージやリングゲージなど様々な治具を製作する際に用いられます。
当社でSUS420J2を使用する際は、硬度を高めるために焼き入れを行い、また純度が高く品質の高いSTAVAXを使用しております。

>>SUS420J2の切削加工におけるポイントとは?

 

SKD11

2つ目はSKD11です。こちらは耐摩耗性に優れ、SUS420J2と同様にピンゲージやリングゲージなどを製作する際に用いられます。
ただ、SUS420J2とは異なり、使用する際には錆びに気を付けて取扱う必要があります。

>>SKD11の切削加工におけるポイントとは?

 

アルミ材

3つ目はアルミ材です。腐食性と軽量性に優れ、サイズの大きい治具を製作する際に用いられますが、
前述の2つの素材よりも、比較的強度が低いため、強度が求められる治具への使用は適しておりません。

 

フッ素樹脂・POM樹脂

4つ目はフッ素樹脂とPOM樹脂です。どちらも硬度が低い素材であるため、
固定する製品が傷ついてしまうことを防ぐ必要がある治具に、使用されます。
また、耐薬品性にも優れるため、薬品を使用する環境で使用されることも多々あります。

 

当社の治具製作実績

当社が実際に製作した治具・ゲージをご紹介いたします。

加工事例:情報通信業界用 検査治具部品(メインプレート)【寸法精度0.01mm】
メインプレート(検査治具部品)

こちらは情報通信業界向けの検査治具部品(メインプレート)の加工実績でございます。材質としてはSUS304を使用しており、150×150×6のサイズにて製作しております。また、ミーリング加工、ワイヤーカット加工、研削加工の複合加工によって製作しております。加工精度は・・・

>>事例の詳細はこちらから

加工事例:情報通信業界用 検査治具部品(カバー)【寸法精度±0.01mm】
カバー(検査治具部品)②

こちらは情報通信業界用の検査治具部品(カバー)の加工実績でございます。材質はSUS304を使用しており、20×8×7のサイズに製作しております。加工方法としては・・・

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加工事例:無酸素銅プレート治具
無酸素銅プレート②

こちらは無酸素銅プレートで製作した治具の加工実績です。無電解ニッケルと金メッキによる表面処理を行っており、研削加工とマシニング加工を用いて製作しております。サイズは40×40×7で、精度は・・・

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加工事例:アダプタ治具
アダプタ治具

こちらはアダプタ治具の加工実績です。材料はPOMを使用しております。サイズは70×90×10であり、ミーリング加工を用いて製作しております。精度は・・・

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