治具の研削とは?研削する目的と必要性について解説

治具を研削することで平面度が出せたり、寸法調整が容易にできる!

メインプレート(検査治具部品)

治具を用いて加工するうえで、当社は研削加工による細かな調整を行っております。
理由は、治具自体の平面度、平行度などが高精度で製作されていなければ、高精度な加工を行えないためです。
ここでは、治具を研削する目的と必要性についてご紹介をいたします。
また、治具とはどのようなときに使用されるのか、治具を使用する目的と必要性を過去のコラムでご紹介しております。
是非ご覧ください。

治具を研削する目的

治具の中には、加工された部品の精度を精密に要求してくる場合があります。
このような治具に対して、要求精度に従った研磨が必要となってきます。

 

治具を研削するうえでのメリット・留意すべきポイント

治具を研削することでどのようなメリットがあるのか、留意すべきポイントと併せて解説します。

【メリット】
①平面度・平行度などが出せる
②加工精度が出せる
③寸法調整が容易にできる

当社のノウハウを活かした治具の研削方法により要求精度に従って、高い加工精度を実現いたします。

【留意すべきポイント】

治具が熱を持っているため、冷めてから研削加工をするなど、こまめに確認のうえ、製作しております。
治具を製作するうえで、治具にはどのような素材が使用されるのか、過去のコラムでご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

 

治具を研削する必要性

治具を研削することで、高精度な製品ができるため、製品1個当たりのコストにも大幅に影響します。
そのため、生産性向上において、とても重要な要因となります。
当社では高精度が求められる光学業界・医療業界・自動車業界・家電業界向けの製作実績があります。
様々な治具を製作してまいりましたので、詳細に関しては下記のコラムをご覧ください。

検査治具とは?使用する目的と必要性について解説
測定治具とは?使用する目的と必要性について解説
組立治具とは?使用する材質や製作する際の注意点を解説

業界によっては様々な形状の部品があり、加工精度も厳しいものがございますが、お客様の高い要求にお応えしてまいりました。
お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

当社の治具研削加工の製作実績

当社が実際に製作した治具・ゲージをご紹介いたします。

加工事例:【寸法精度±0.005mm】フック(情報通信業界用治具)
フック(検査治具部品)

こちらは情報通信業界用における検査用治具の加工実績でございます。材質はSUS304を使用しており、26×10.5×9のサイズにて、ミーリング加工、ワイヤーカット加工、研削加工を用いて、製作いたしました。

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加工事例:校正円盤ブロック
校正円盤ブロック

こちらは校正円盤ブロックの加工実績でございます。材質はA5083に硬質アルマイトを施しており、φ90×20のサイズにて旋盤加工・研削加工を行って製作いたしました。

>>事例の詳細はこちらから

加工事例:情報通信業界用 検査治具部品(メインプレート)【寸法精度0.01mm】
メインプレート(検査治具部品)

こちらは情報通信業界向けの検査治具部品(メインプレート)の加工実績でございます。材質としてはSUS304を使用しており、150×150×6のサイズにて製作しております。また、ミーリング加工、ワイヤーカット加工、研削加工の複合加工によって製作しいたしました。

>>事例の詳細はこちらから

 

測定治具の製作のことなら、精密部品加工センターにお任せ!

精密部品加工センター.comを運営する株式会社長津製作所では、精密部品を中心とした様々な部品加工を多くの業界に向けて行っております。ワイヤー放電加工機から型彫放電加工機、研削加工機、マシニングセンタなど、多岐にわたる工作機械を保有しているため、あらゆる精密部品加工に対応しております。

また、ホログラム光学素子用金型などの超精密金型の設計・製作実績も多数ございます。 さらに当社では、当社工場にとどまらず、大田区や燕三条など、国内でも有数の加工集積地に幅広い加工ネットワークを築いております。これらの加工ネットワークを駆使することで、どこの会社ならできるかわからないような部品加工にも対応いたします。

「この部品はどこの会社ならできるのかな...?」「加工するのが難しい材料なんだけど、どこにもお願いできなくて困っている...。」「とにかく高精度に加工してほしい!」こうしたお悩みに、精密部品加工センター.comはお応えいたします。精密部品の設計・加工にお困りの方は、まずはお気軽に当社までご連絡ください。

 

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