非球面レンズコアを製作する上で注意している点はありますか?
精度の高い非球面レンズコアを製作する上での注意点として下記の4点が挙げられます。
①段取り
精度の高い非球面レンズコアを製作する上ではまずワークを精度よく取り付けることが必要となるため加工治具の精度も重要となります。また取り付け時の油やゴミを挟んでしまうとワークが傾いてしまい、ナノレベルの加工にも影響するため除去が必要となります。
②加工条件
ワークに対してどれくらい切り込みをするかが重要となります。浅すぎると削れなくなり、深すぎると負荷が大きく表面が摩耗してしまう場合やレンズの中心に「へそ」ができてしまう場合があり、これがレンズ精度に大きな影響を与えます。そのため、当社では最適な切り込み深さの設定とへそが残らないような切り込み深さの設定にしています。
③切りくず処理
切削加工をした際に切り屑を巻き込んでしまい、表面に筋が出来てしまう場合がございます。そのため、当社ではクーラントにはオイルミストを使用し、強さや方向を微調整しております。
④工具
非球面レンズコアを製作する際には先端R形状の単結晶ダイヤモンド工具を使用しております。これはレンズの形状によって使用工具は左右されますが、レンズが深いと工具が干渉してしまうため、鋭い工具にする必要となります。さらに鋭い工具を使用した際には切り込み量を少なくするなどの対応もしております。またフランジのような壁がある形状の場合は、特殊なV形状工具を使用しております。
>>非球面レンズコアの製品事例はこちら
①段取り
精度の高い非球面レンズコアを製作する上ではまずワークを精度よく取り付けることが必要となるため加工治具の精度も重要となります。また取り付け時の油やゴミを挟んでしまうとワークが傾いてしまい、ナノレベルの加工にも影響するため除去が必要となります。
②加工条件
ワークに対してどれくらい切り込みをするかが重要となります。浅すぎると削れなくなり、深すぎると負荷が大きく表面が摩耗してしまう場合やレンズの中心に「へそ」ができてしまう場合があり、これがレンズ精度に大きな影響を与えます。そのため、当社では最適な切り込み深さの設定とへそが残らないような切り込み深さの設定にしています。
③切りくず処理
切削加工をした際に切り屑を巻き込んでしまい、表面に筋が出来てしまう場合がございます。そのため、当社ではクーラントにはオイルミストを使用し、強さや方向を微調整しております。
④工具
非球面レンズコアを製作する際には先端R形状の単結晶ダイヤモンド工具を使用しております。これはレンズの形状によって使用工具は左右されますが、レンズが深いと工具が干渉してしまうため、鋭い工具にする必要となります。さらに鋭い工具を使用した際には切り込み量を少なくするなどの対応もしております。またフランジのような壁がある形状の場合は、特殊なV形状工具を使用しております。
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