超硬の加工における制約について教えてください。
超硬の加工における制約としては、安全環境を整備しなければいけないことがあげられます。
超硬は、耐熱性や耐摩耗性に優れているという特徴があるため、金型の材料として使用されることが多くございます。また、超硬は炭化タングステンとコバルトの焼結材料であり、加工には放電加工が用いられることが多くなります。ただし、最終仕上げ精度を向上させるため、放電加工後にマシニング加工などの切削加工や研磨加工を行う場合が多くなります。
しかし、超硬を加工すると粉塵が発生してしまいますが、この粉塵は人体に有害であるため、排気装置などを設置する、保護マスクを使用するなど十分な対策を行ったうえで加工を実施する必要があます。