マシニング加工とフライス加工の違いは何ですか?
マシニング加工とフライス加工には違いがあると言うよりも、フライス加工の中にマシニング加工が含まれているというイメージが正しいです。
フライス加工は、ワークを固定し主軸に取り付けられた回転する刃物で切削加工を行う方法のことです。ワークを前後左右・上下に移動させて立体的な形状に加工することができ、主に四角い形状を加工するためこのようなものを角物とも呼びます。
それに対してマシニング加工は、マシニングセンタを使用した加工方法のことを言います。フライス加工にて使用するNCフライス盤とマシニング加工で使用するマシニングセンタは、混同されやすいものです。両機はプログラムによって動きを制御している点は同じですが、マシニングセンタはNCフライス盤に工具の自動交換機能、多数の刃物を収納するストッカーを有している機械です。プログラミングを行うことで自動で加工をすることができ生産性が高いこと、回転数が高いことが特徴として挙げられます。
また、下記にマシニングセンタとNC工作機の違いについて紹介するコラム記事をご紹介しておりますので、気になる方は一度ご覧ください。
>>マシニングセンタとNC工作機の違いとは?