加工設備に治具を設置する際に、ストレートピンとテーパーピンはどのように使い分けられますか?
基本的にストレートピンとテーパーピンの使い分けは、位置決めに高さが関係あるか否かで決まります。ストレートピンはXY軸だけで位置決めが可能で、Z軸(高さ)を必要としない場合に使用されます。一方、テーパーピンはZ軸(高さ)の位置決めも必要な場合に使用されます。
当社で製造する治具は様々な種類がありますが、高さが可変な場合も多く、そのような治具はどうしても複雑形状かつ組立精度も求められます。しかし当社では、複雑形状の精密部品加工も得意としており、多工程の取り回しを一貫して行う複合加工にて、問題なく対応いたします。